楽天SCHDとオルカン、新NISAで投資するならどちらが良いか、併用もありなのかについてまとめました。
楽天SCHDとオルカンの比較
楽天SCHDとオルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)にはそれぞれ異なる特徴とメリットがあります。
楽天SCHD | オルカン(eMAXIS Slim 全世界株式) | |
---|---|---|
投資対象 | 米国の高配当利回り銘柄で構成される「シュワブ・米国配当株式ETF(SCHD)」に投資 | 全世界(日本を含む先進国・新興国)の株式に分散投資 |
配当金利回り | 3.65%(2024年) | – |
信託手数料 | 0.192% | 0.05775% |
メリット | 高配当利回りを狙った投資ができるため、安定した配当収入を期待できます。また、米国市場の成長に乗ることができます。 | 全世界に分散投資することで、リスクを分散しつつ、世界経済の成長を享受できます。特に、新興国の成長も取り込むことができます。 |
デメリット | 米国市場に集中しているため、米国経済の影響を強く受ける可能性があります。 | 米国以外にも分散投資しているため、特定の市場の急成長を影響を受けにくいです。 |
新NISAでどちらを選ぶべき?
将来、安定した配当収入を重視するなら、楽天SCHDが適しています。
リスク分散と世界経済の成長の取り込みを重視するならなら、オルカンが適しています。
どちらも魅力的な選択肢ですが、あなたの投資目標やリスク許容度に応じて選ぶと良いでしょう。
楽天SCHDとオルカンの併用はあり?
楽天SCHDとオルカン(eMAXIS Slim 全世界株式)を新NISAで併用することも、戦略の1つとしてアリです。
前述のとおり、楽天SCHDは米国の高配当株式に投資するため、安定した配当収入を期待できます。
一方、オルカンは全世界の株式に分散投資するため、地域や市場のリスクを分散することができます。
つまり、高配当株と世界中の成長株に投資することで、安定した配当収入とともに、世界経済の成長から利益を享受することができます。
楽天SCHDとオルカンそれぞれのリスクや特性を理解し、適切な割合で投資することが重要です。
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